アラカシ 「粗樫」
低山に生える高さ18〜20メートルのブナ科コナラ属の常緑高木。コナラ属は本種やウラジロカシなどの常緑樹と、コナラなどの落葉樹がある。ナラ類は落葉樹で、カシ類は常緑樹である。両類とも材質が堅く、船の櫓や舵などの使われる。本種は、枝葉が粗いというのでその名がある。葉は倒卵状長楕円形〜楕円形で、画像のように中央から先にあらい鋸歯がある。裏面は粉を吹いたように白い。樹皮は暗緑灰色
開花期は4〜5月で雌雄異花。ドングリとなる果実の殻斗(かくと)台は
輪層があり年内に熟す。
分布は、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2005 6 10 撮影
2005 6 10 撮影
UP
葉裏 2005 6 10 撮影    葉裏

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